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2024.8.1

技藝院研究員・今井紫緒氏による展覧会「凍れる音楽、あるいは凍れるムーヴマン」開催


技藝院研究員であり、彫刻家・3Dデジタル研究者として活動する今井紫緒氏による展覧会「凍れる音楽、あるいは凍れるムーヴマン musique gelée ou movement figé」展が、芸術文化図書館内ギャラリー「キューブ」にて開催されました(会期:2024年7月1日(月)~31日(水))。

本展は、「キューブ」で継続的に展開されている展覧会シリーズの第7弾として企画され、本学芸術文化学部の伊東多佳子准教授のキュレーションのもと、行われたものです。

今井研究員は、3Dデジタル技術を彫刻制作に用い、”時間”と”動き”といった「見えないもの」を情報化し、物質という「目に見えるもの」に置き換える試みを行いました。
会場では、デジタル技術を自在に操ることにより、流れゆく音楽を時間と動きのままに凍りつかせ象ったかのような、繊細で美しい彫刻と平面作品を、鑑賞者が堪能する機会となりました。

また、会期中にはアーティスト・トークが実施され、本展の展示作品の制作工程や技術的知見、同氏が捉える彫刻的概念、さらに学生時代から現在の制作活動に至るまでの経緯などについて語られました。本学学生や教職員を中心に、多くの来場者がその内容に耳を傾け、理解を深める貴重な機会となりました。

展覧会にあわせて、同氏が寄稿した「見えないものの可視化、情報の可視化」と題した文章の中では、「私の作品は、アートにおけるデジタルファブリケーションの多様性の確認と再発見の試みであると同時に、これからの彫刻分野における造形領域の発展への取り組みであると自覚している」と述べられています。
会場には、学生や教職員のみならず学外からの来場者も多く訪れ、同氏のこうした思考にふれるとともに、デジタル技術によって拡張された現代彫刻の可能性を実感する場ともなりました。

【関連リンク】
・富山大学附属図書館 芸術文化図書館 キューブ展覧会情報 : https://www.lib.u-toyama.ac.jp/art/geibun_cube/

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