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2026.2.4

YAMAHAとの産学連携プロジェクト「WeLLプロジェクト」


2024年4月より、技藝院センター長・内田和美教授の研究室とヤマハ発動機株式会社が連携し、「WeLLプロジェクト」が進行しています。

同研究室では2010年から、学生を主体として国内自動車企業と連携した産学共同プロジェクトを展開してきました。地域課題を反映した次世代トランスポートモデルを企業と共に開発し、北陸地域へ提案する取り組みを継続的に実践しており、「WeLLプロジェクト」もその一環として実施されている活動です。

本プロジェクトでは、研究室に所属する学生が企業のデザイナーと協力し、高齢化や過疎化といった地域課題の解決に直結するモビリティデザインの創出に取り組んでいます。例えば、公共交通の空白地帯を補完する小型EV(電気自動車)や、地域の観光資源を活かした新たな移動体験の提案など、実践的な成果を数多く生み出してきました。2026年春には、その集大成として、マイクロモビリティ「WeLL」の完成公開を予定しています(下部画像参照)。

「WeLL」は、「荷物と共に、自由な歩行と移動をデザインする。」をコンセプトとした、歩行と休息をシームレスにつなぐ未来型マイクロモビリティです。「身体を動かす喜び」を通じて、人々が健康で豊かに暮らせる未来社会の創造を目指しています。
歩行時には腰を後方からやさしくアシストし、疲れた際にはユニットに腰を預けて休息することができます。また、機体には再生アルミニウム製の骨格と、ヤマハ製電動ユニット「JWG-1」を搭載し、サステナブルかつ力強い移動性能を実現しました。

本活動を通して、学生は社会のニーズを実践的に学びながら専門的な技術力を高め、地域への理解と愛着を深めています。また、企業にとっても、学生ならではの柔軟で斬新な発想に触れる貴重な機会となっており、双方にとって有益な連携関係が構築されています。

今後も、技藝院が有する設備・機材を有効に活用しながら、北陸・富山地域と連携した取り組みを推進し、次世代クリエイターの育成と社会課題解決の推進という両面において、地域社会への貢献を果たしていきます。

産学連携で開発したマイクロモビリティ「WeLL」

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